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【簡単4ステップ】商品コンセプト サービスコンセプトの作り方

今回は、これから新商品を開発しようと考えている方、起業を目指している方必見!

商品コンセプトは、ビジネスの成功を左右する重要な要素です。
しっかりとしたコンセプトがあれば、競合との差別化や顧客への訴求力が格段に上がります。
本記事では、効果的な商品コンセプトの作り方について、簡単4ステップでご紹介します。

✅こんな方にお勧め

✅新商品の開発を検討している方
✅起業を考えているが、アイデアが固まっていない方
✅既存の商品やサービスを見直したい方
✅顧客のニーズをより深く理解したい方
✅競合との差別化に悩んでいる方

Hikaru
Hikaru
では早速見ていきましょう!商品コンセプト作りの4つのステップをご紹介します。

 

コンセプトとは


コンセプト(concept)を直訳すると、「概念」や「考え方」という意味になります。
物事の骨子となる方向性や考え方を指して使われることが多いです。

難しく感じるかもしれませんが、要するにコンセプトとは、
』に対して
どんな未来を届けるか?ということをまとめた考えのこと
です。

 

全てはこのコンセプトを基に考えられるので、
コンセプト決めは、ビジネスの根幹と言っても過言ではありません。
何故なら、ビジネスの根幹となる考えのコンセプトが定まっていなければ、
一貫性が無くなってしまい、誰にも響かないコンテンツ・商品となってしまいます。

これから紹介する手順に従い、
項目を考えていけば、あなただけの素晴らしいコンテンツが出来上がります。

Hikaru
Hikaru
では早速見ていきましょう!

 

 

【ステップ1】アイデアに対する需要を調査する

『誰に』
『どんな未来を届けるか?』
を考えることが大切だということをお伝えしましたが、

これだ!と思ったアイデアがあっても、
そもそもそのアイデアを求めている人が居なければビジネスにはなりません。

したがって、コンセプトを作る前に
あなたが作ろうと考えている商品やサービスに対し、需要はあるのかを調査する必要があります。

需要を把握する調査の方法は2つあります。

WEBで調査する方法

1番簡単な方法は、WEBでリサーチする方法です。
以下のサイトをチェックしてみるのがおすすめです。

・Youtubeのコメント欄
・Yahoo知恵袋
・Amazonの商品レビュー
・GoogleMapのレビュー

これらには、ターゲットのリアルな悩みや声が載せられていることが多いです。
自分が考えているサービス・商品から連想されるYoutubeの動画や、各媒体のレビューやコメントをチェックしてみましょう。

 

自分から調査を行う方法としては、

・X(旧Twitter)のアンケート機能を使ってアンケートを取る
・調査会社を利用する

等の方法があります。

身近な人へ聞き取りをする方法

・既存顧客へアンケートを実施する
・友人、知人に聞きとりをする

自身の周囲の人の協力を得て、聞き取りを行うのもお勧めです。
様々な年齢、環境、立場の人に話を聞いてみましょう。

 

まず、あなたが考えているアイデアや企画に対して
需要があるのか?
他の人はどう考えるのか?
しっかりと事前調査を行いましょう。

 

これらの調査を行うことで、
分のアイデアは
どのような人に刺さりそうか?ということが見えてくるはずです。

【ステップ2】『誰』が『どんな悩み』を抱えているか?お客様を想像する

コンテンツの肝である

『誰に』
『どんな未来を届けるか』

ということを決めるにあたり、
まずは『誰に』について考える必要があります。

万人に共通する悩みも0ではないですが、
多くの場合、悩みや欲求は人それぞれ異なります。

例えば、「健康な生活」というテーマで考えてみましょう。

1.20代独身会社員の場合
悩み:仕事が忙しく、運動する時間がない

2.40代の子育て中の会社員の場合
悩み:仕事もプライベートも忙しく、家族の健康に気を遣う余裕がない

3.60代の退職したシニアの場合
悩み:年齢とともに体力が落ちてきた

このように、「健康な生活」というテーマでも、
年齢や生活環境などによって、全く異なる悩みや欲求があることが分かります。

全員の悩みを解決できる画期的な商品やサービスを開発できれば良いですが、
基本的には、特定の人の悩み・欲求にフォーカスすることで
その人にとって本当に役立つ解決策(商品やサービス)を提供することができます

ターゲットはできるだけ具体的に考えましょう。
以下の項目をおさえると、ターゲットの解像度がぐっと高くなります。

・年齢
・職業
・収入レベル
・住居環境
・家族構成
・趣味
・価値観
・平日、休日の過ごし方

あなたが作りたい商品、提供したいサービスは、『誰に』届けたいのか、
しっかりと考えてみましょう。

【ステップ3】お客様の悩み・欲求・理想の未来を考える


『誰に』の部分が決まったら、

次は、その人がどんな悩みや欲求を持っているのか?
を考えましょう。

 

先ほどの「健康的な生活」というテーマで取り上げた3名について
もう一度見てみましょう。

1.20代独身会社員の場合
・悩み:仕事が忙しく、運動する時間がない
欲求:短時間で効率的に運動できる方法が知りたい

2.40代の子育て中の会社員の場合
・悩み:仕事もプライベートも忙しく、家族の健康に気を遣う余裕がない
欲求:家族全員の健康を簡単に管理したい

3.60代の退職したシニアの場合
・悩み:年齢とともに体力が落ちてきた
欲求:無理なく続けられる健康法について知りたい

 

この悩みや欲求が想像できない!という方におすすめの方法が
そのターゲットになりきって1日~1週間ほど過ごしてみる
というやり方です。

ターゲットの感情や考えを自分事としてとらえることができ、
ターゲットの抱える悩みや欲求がかなり具体的に見えてくると思います。

欲求の部分まで把握できれば、あと少しです。

次に、この欲求の先のこうなったら良いな』という理想の未来について考えてみます。

1.20代独身会社員の場合
・悩み:仕事が忙しく、運動する時間がない
・欲求:短時間で効率的に運動できる方法が知りたい
理想の未来:健康的な生活を送り、仕事もプライベートも充実した状態を手に入れる。

2.40代の子育て中の会社員の場合
・悩み:仕事もプライベートも忙しく、家族の健康に気を遣う余裕がない
・欲求:家族全員の健康を簡単に管理したい
理想の未来:家族全員の健康状態を簡単に把握・管理でき、家族みんなが元気で、仕事と家庭がスムーズに両立できる。

3.60代の退職したシニアの場合
・悩み:年齢とともに体力が落ちてきた
・欲求:無理なく続けられる健康法について知りたい
理想の未来:趣味や社会活動に積極的に参加し、充実した毎日を過ごす。

このように、自分がターゲットとするお客様の
『悩み』
『欲求』
『理想の未来』

まで考えることができれば、コンセプトの方向性は見えてきているはずです。
理想の未来を実現するには、どんな商品やサービスが必要なのか?
考えてみましょう。

 

【ステップ4】商品・サービスの価値を見つける


このステップでは、前述の悩み、欲求、理想の未来を踏まえて、
あなたの商品やサービスがどのような価値を提供できるのか?
考えてみましょう。

例として、「健康的な生活」というテーマで取り上げた3名について
再度見てみます。

1.20代独身会社員向け
価値:「忙しい日々でも続けられる、効率的な健康維持方法」
具体例:AIパーソナルトレーナー機能付きのアプリ。
短時間で効果的なワークアウトを提案し、日々の活動量や健康状態を記録・分析する。

 

2.40代子育て中会社員向け
価値:「家族全員の健康を一元管理し、個別にサポートするシステム」
具体例:家族全員の健康データを統合管理するアプリ。
各家族メンバーの生活習慣や健康状態を即座に把握し、適切なアドバイスを贈る。

 

3.60代退職シニア向け
価値:「楽しみながら健康を維持し、社会とつながる総合プログラム」
具体例:地域コミュニティと連携した健康増進プログラム。
趣味の教室や軽い運動クラス、健康講座などを通じて、無理なく健康維持と社会参加を促進するサービスを提供する。

このように、商品やサービスについて考えるとき、
競合他社の商品やサービスを徹底的に研究し、差別化ポイントを明確にしましょう。

Hikaru
Hikaru
自社商品・サービスならではの、オリジナルの良さを考えましょう!”

競合があまりにも強い場合は、別の土俵に行くのも一つの方法です。

【まとめ】誰にどんな未来を届けるのか?とことん考えよう


いかがでしたでしょうか?

繰り返しになりますが、
商品コンセプトは、
「誰に」
「どんな未来を届けるのか」
を明確にすることがとても重要です。

そして、良い商品コンセプトは、単に「物やサービスを売る」だけでなく、
その先のユーザーの人生をより良くするビジョンを持っています。

あなたの商品やサービスが、どのようにしてユーザーの人生を豊かにし、社会に貢献できるのか、大きな視点で考えることが重要です。
長期的に愛され続ける商品やサービスを生み出す為に重要な『コンセプト』。

是非しっかりと考えてみましょう!