この記事は、以下のようなお悩みを抱える方にお勧めです。
■ WEBマーケティングに関する記事や資料を読んでも、専門用語が多くて理解できない
■ SEOって聞くけど、そもそも何をすればいいのか分からない
■ 専門家との会話についていけない
✅この記事を読むメリット
✅ WEBマーケティングの用語が理解できる
✅ 効果的なマーケティング戦略を立てられるようになる
✅ 専門家との会話についていけるようになる
✅ 自信を持ってWEBマーケティングに取り組める
✅ 副業や起業の際に役立つ知識が身につく
検索エンジン
検索エンジンとは、
私たちユーザーが知りたい情報(キーワード)から
探している情報を、オンライン上で見つけるためのシステムのことで、GoogleやYahoo!などが有名です。
SEO (Search Engine Optimization)
SEOとは、検索エンジン最適化のことです。
Googleなどの検索エンジンで、自社のウェブサイトが上位に表示されるように最適化する技術や戦略のことを指します。
一度自分が検索するときのことを思い出してみてください。
そもそも何かを検索する時、何か調べたいことがあるから検索します。
そして自分が知りたいことについて書かれていそうな文面を見つけたら、
クリックしてサイトに飛び、内容を読む。
検索エンジンの最適化とは、
画面の向こう側にいるユーザーの
知りたいこと・探している情報に対する答え(情報や商材、サービス等)を提供し、ユーザーのニーズを満たすサイトにしていくことです。
ユーザー満足度の高いサイトは、検索順位が高くなります。
検索順位が高いと、その分サイトへのユーザーの流入も増加する為、
WEBサイトを運用するなら、必ず対策が必要な重要施策の一つです。
LP(ランディングページ)
LP(ランディングページ)とは、本来、WEBサイトの中で、ユーザーが最初に訪れたページのことを指しますが
特に、商品やサービスの購入や資料請求などの成約(コンバージョン)に直結させることを目的としたページのことを指すことが多いです。
WEB広告やバナー、メルマガ、検索エンジン等からの誘導に対し、予め用意しておくページとも言えます。
上記の誘導からLPに訪れるユーザーは、ある程度、属性や目的が絞り込まれています。
このユーザーに刺さるように、必要な情報を1ページに凝縮してまとめたページがLPです。ユーザーが情報を調べる手間を省き、必要な情報を読んでもらった後は、購入や資料請求をするだけ、といったシンプルな構造となっているのが特徴です。
カスタマージャーニー
カスタマージャーニーとは、
ユーザーが商品やサービスを認知してから購入等の成約(コンバージョン)に至るまでの一連の行動のことを指します。
・ユーザーが現在、どの段階(認知する、興味を持つ、比較検討する、購入する、等)にいるのか?
・どのチャネル(WEB、店舗、広告、SNS等)と接点を持ったのか?
・どんな感情を抱き、何を考えたか?
こういった項目を段階に分けて可視化することで、
効果的なマーケティング施策が検討しやすくなります。
カスタマージャーニーを可視化したものを、カスタマージャーニーマップと呼びます。
カスタマージャーニーを考える上で、ペルソナを設定すると、具体的な思考や行動が見えてきます。
ペルソナ
ペルソナとは、製品やサービスのターゲットユーザーを詳細化して、架空の人物増に置き換えたものを指します。
例えば、
ターゲットユーザーは、
・30~40歳の女性
・会社員
・年収300~500万円
・加齢と共に中々痩せなくなってきたのが悩み
のように大まかなターゲットを設定したものです。
これに対し、ペルソナは以下のように
ターゲットユーザーの解像度を上げて、人物像を作ったものを指します。
・34歳女性
・金融機関勤務
・年収450万円
・2年前に購入したパンツが履けなくなったことから、ダイエットを決意するも、運動や食事制限は続けられず悩んでいる
ペルソナを設定することで、
その人の思考や行動が想像しやすくなり、カスタマージャーニーマップも作成しやすくなります。
コンバージョン (Conversion)
コンバージョンとは、WEBサイト上で設定した目標が達成されること(成約)を指します。
コンバージョンは、購入に限らず、資料請求、会員登録なども、目的として設定されます。
コンバージョンは、設定した目標に対して
どれくらい達成できたかを確認するため、コンバージョン率(CVR)を確認することが多いです。
コンバージョン率(CVR)は、以下の計算式で求めます。
コンバージョン率(CVR)=コンバージョン数÷訪問(セッション)数×100
例えば、
スキンケア商品の初回お試し購入用のLPに訪れた人が10,000人いて、
購入した人が200人だとすると
コンバージョン率は
200÷10,000×100=2(%)
となります。
UX(ユーザーエクスペリエンス)
UXとは、直訳するとユーザー体験という意味です。
一般的には、何かの製品やサービスをユーザーが利用しているときや、その前後に起きる体験全般のことを指しますが、この体験には、その体験を経たユーザーの感情や印象も含まれます。
・使いやすさ(直感的で簡単に操作可能か?)
・アクセシビリティ(誰もが利用できるか?)
・パフォーマンス(ページはスムーズに表示されるか?)
・デザイン(見た目は魅力的か?)
これらの要素は、ユーザーの満足度に大きく影響する為
UXは重視されています。
コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングとは、価値ある情報や体験(コンテンツ)を提供することで、ユーザーとの信頼関係を構築し、最終的に商品やサービスの購入等のコンバージョンにつなげるマーケティング手法のことです。
例えば…
・ブログマーケティング…企業などが、自社サイトやメディアなどで記事コンテンツを投稿する手法です。ユーザーにとって役立つ情報を発信することで、ユーザー満足度が上昇し、信頼性が向上します。ファン獲得にも効果的です。
・インフルエンサーマーケティング…影響力、発信力のある個人を活用したマーケティング手法です。インフルエンサーの拡散力を活かし、多くのユーザーに情報配信を行います。
・動画マーケティング…ターゲットユーザーが価値を感じる動画を制作し、発信するマーケティング手法のことです。短時間で多くの情報を届けることが可能です。
検索クエリ
検索クエリとは、ユーザーが検索エンジンに入力する検索語句(キーワード)やフレーズのことです。
ユーザーの知りたい情報、興味のあることが直接反映されるため、SEOにおいて重要な要素だと言えます。
検索クエリは、Googleサーチコンソールで調べることができます。
例えば、「ニキビ 原因」というクエリは、ニキビ肌を治したい、ニキビができる原因を知り、根本から治療したいというニーズが読み取れます。
クエリを分析することにより、ユーザーの悩みや求めている解決策を把握し、的確な情報発信、商品・サービスの提案ができるようになります。
オーガニック検索
オーガニック検索とは、検索エンジンの自然な検索結果のことを指します。
例えば、「転職」というキーワードでGoogleで検索します。
上位に表示されるサイトには、『スポンサー』というキーワードが表示されています。
スポンサー表記がついているサイトが3つ続いた後、スポンサー表記のついていないサイトが出てきました。
このスポンサー表記のついていないサイトが、オーガニック検索で1位のサイトということです。
スポンサーの表記があるものは、広告費用をかけているサイトです。
スポンサーの表記が無いものは、広告ではなく自然に表示されているサイトであり、オーガニック検索で上位表示されるには、WEBサイトの内容が充実していたり、ユーザーにとって有益だとGoogleに判断される必要があります。
ユーザーは、広告よりもオーガニック検索結果を信頼する傾向があります。
更に、広告費が不要なので、費用対効果が高いと言えます。
WEBサイトだけでなくAmazon等でも、広告なしでの検索結果のことをオーガニック検索と言います。
▼これはAmazonで「洗顔料」で検索した結果です。向かって右端の商品が、オーガニック検索で1位の商品です。
Amazonや楽天で商品を販売するなら、
ゆくゆくは狙ったキーワードで、オーガニック検索で上位表示されるようにSEO対策をしていく必要があります。
まとめ
ここで紹介した10個の用語は、WEBマーケティングの基礎を理解する上で非常に重要ですので、これからWEBマーケティングについて学ぶ方は、必ず理解しておきましょう。
WEBマーケティングの世界は定期的にトレンドが変わったり、新しいマーケティング手法が生まれる分野です。
これらの基礎用語は理解した上で、最新のトレンドにも注目し、しっかりと対応していくことが、一流のWEBマーケターへの第一歩になるはずです。