こんなお悩みありませんか?
・目標を立てたけど、具体的に何から始めればいいかわからない
・やりたいことはたくさんあるのに、頭の中がごちゃごちゃして整理できない
・計画を立てても、途中で挫折してしまう
そんなあなたに、強力な目標達成ツール「マンダラチャート」をご紹介します。
マンダラチャートは、あの大谷翔平選手も、高校生の時に活用していました。
この記事を読むと、マンダラチャートの基本から活用法まで全てがわかります。
それでは、詳しく見ていきましょう!
【原因】そもそもどうして目標達成までに躓いてしまうのか
この記事を読んで下さっている方は、
立てた目標に対して、何らかの理由で挫折してしまった経験を持っている方が多いのではないでしょうか。
原因は人それぞれですが、多くの人が躓きやすいポイントをご紹介します。
・目標が抽象的過ぎて、具体的な行動に落とし込めていない
・目標達成の為に必要なタスクが多すぎて、優先順位がつけられない
・全体像が見えず、今の自分の立ち位置が分からない
・モチベーションが維持できない
・複数の目標があり、関連性や優先順位が整理できない
など
今回挙げた原因以外にも、様々な要因はあると思いますが、
目標を立てても途中で挫折してしまう人の多くに共通していることは、
『目標達成の為に、まず何をしたら良いか分からない』
ということです。
何をしたらいいか分からない状態を解消し、
目標達成のための具体的な取り組みを考える上で有効なツールが、マンダラチャートなのです。
マンダラチャートとは
マンダラチャートとは、目標達成のための強力なツールです。3×3の格子状の図を使って、大きな目標とそれを実現するための具体的な行動を整理します。
この手法は1979年に松村寧雄氏によって開発されました。
マンダラという名前は「曼荼羅」からきており、仏教の教えからヒントを得て作られています。
マンダラチャートのすごいところは、複雑な目標も視覚的に整理できることにあります。
あの大谷翔平選手も高校生の時に使っていたことで有名ですよね。
今では、スポーツ選手だけでなく、経営者や教育者など、世界中の人々が目標達成に活用されているツールなのです。
マンダラチャートのメリット
マンダラチャートを使うことで、以下のようなメリットがあります。
- バランスの取れた目標設定ができる:マンダラチャートの構造上、目標や課題の様々な側面を、均等に考えることができます。
- 全体像の把握:大局的な目標と、具体的に取るべき行動の関連性を一目で把握することができます。
- 情報を段階的に整理できる:中心から外側に向かって、抽象的な目標から具体的な行動へと情報を整理できます。
- 本質がわかる:様々な要素を書き出し整理する過程で、本当に重要なことが見えてきます。新しいアイデアも生まれやすくなります。
- 多様な問題解決に活用可能:個人の目標設定だけでなく、グループプロジェクトの計画立案など、様々な場面で活用できます。
- モチベーション向上:目標達成への道筋が明確になり、やる気の向上に繋がります。
マンダラチャートの作り方
それでは、実際にマンダラチャートを作成していきましょう。
マンダラチャートには2つのパターンがあります。
3×3のA型マンダラチャートと、
9×9のB型マンダラチャートと呼ばれるものです。
初めてマンダラチャートを作成する方は、
3×3のA型マンダラチャートから作成してみましょう。
マンダラチャートは、以下の手順で作成します。
1. 大きな紙に3×3のマス目を描く
2. 中央のマスに達成したい目標を書く
3. 中央を囲む8つのマスに、目標達成のために主要な要素を書き込む
例えば、
「健康的な生活を送る」
という目標のマンダラチャートを作成してみましょう。
中心に最終目標を記入したら、周りの8マスに
目標を達成する為に必要な要素を記入します。
1. 定期的に運動をする
2. 適切な食事を採る
3. 十分な睡眠をとる
4. 適度に社会とつながりを持つ
5. ストレスを管理する
6. 適度に脳を働かせる
7. 残業しない
8. 趣味を充実させる
さらに、「適切な食事」を中心とした9マスのチャートを展開すると、
1. 主食・主菜・副菜を意識する
2. 週単位でメニューを考える
3. 油を控えめにする
4. 1日2L水を飲む
5. 朝食を食べる
6. 外食は家で作らないものを選ぶ
7. お菓子は和菓子にする
8. 夜8時までに食事を終える
このように、具体的な行動レベルまで落とし込んでいきます。
全部かけそうだ!という方は、初めに書いたマスの8つの要素を更に分解し、
具体的な行動に落とし込んでいきましょう。
マンダラチャート作成のコツ
効果的なマンダラチャートを作成するためのコツをご紹介します。
- 柔軟な思考を心がける
→最初から完璧を求めず、アイデアを自由に書き出しましょう。 - 定期的な見直しと更新を行う
→目標や状況の変化に応じて、内容を更新していくことが大切です。
- 視覚化の工夫をする
→色分けやイラスト、アイコンなどを使って、わかりやすく楽しいチャートにしましょう。
- 他人と共有してみる
→家族や知人など、他の人と一緒に作成してみるのもおすすめです。自分には無い新しい視点が見えてくるかもしれません。
- 具体的な行動計画に落とし込む
→特に第2層のサブ要素は、できるだけ具体的な行動レベルまで落とし込むようにしましょう。
- 過度な複雑化を避ける
→すべてのマスを埋めることにこだわりすぎないようにしましょう。
まとめ
マンダラチャートを活用することで、
漠然とした目標を具体的な行動計画に落とし込むことができます。
・マンダラチャートは目標を構造化するツール
・中心に目標を置き、8つの主要素、さらに64の具体的行動に展開する
・個人の目標からビジネス戦略まで幅広く活用可能
・定期的な見直しと更新が重要
・視覚化や他者との共有でより効果的に
・最初は小さな目標から始めるのがおすすめ
私自身、マンダラチャートを使うようになってから、目標達成の効率が大きく向上しました。
まずは身近な小さな目標から、マンダラチャートを作成してみましょう!